トナリのサイコパス

どこにでもいるヤバイ奴。そうあなたの隣にも―。さて、今宵あなたの下へ訪れるサイコパスは―?

「ある終焉」~続・うつ病患者と暮らすということ

こんにちは。

パモン堂です。

 

実は私は、半年前に自宅を出て、一人暮らしを始めました。

それまでは、夫と子供と三人で暮らしていたのですが、

もう夫とは、関係を続けることが難しいと思い、

決意しました。

 

それまでの私は、サラリーマンの妻として、傍目には

何不自由なく見えていたかもしれませんが、

いきなり、

〝職なし、金なし、地縁・血縁なし〟の三ない状態になりました。

 

よく熟年離婚と言いますが、私達もそのカテゴリーに入るかと思います。

なんと言っても、私達は、結婚28年目。

別居中も合わせると、29年もの長い年月を二人で過ごしてきたのです。

(否、子供も含めると3人ですが・・・)

 

そんな状態から、なぜ私が離婚を決意することになったのかという事を、

少し振り返りながら書いていきたいと思います。

 

人の数があればあるだけ、それだけの関係性があると思いますが、

私達の体験も他の人たちと同様かもしれませんし、

全く違うかもしれません。

 

それは私には分かりませんが、私は私の中を少しずつ内省しながら、

書き綴っていきたいと思います。

 

昨日、自宅へ離婚届を取りにいきました。

半月前に、夫に預けていたのですが、

なかなか返事がなく、私も年度替わりから

健康保険証や年金を払う関係で、

早めに書いてもらえないかと催促しました。

 

すると、「じゃあ、書いとくよ」と軽い返事が来て、

翌日「書いたから、取りに来て」と言われました。

 

それで、昨日、自宅へ取りに行きました。

 

すでに、夫の欄には署名・捺印があり、

あとは私の欄を書くだけです。

 

証人の欄には、子供の名前と印鑑が押してあり、

私は絶句してしまいました。

 

離婚届には、証人を二人記入する欄があるのですが、

それは大概、身内にお願いする事が多く、

私は、妹夫婦にお願いしようと考えていました。

 

私達には、三十に近い息子が一人いますが、

数日前にようやく大学を卒業したばかりなのです。

それは彼がほぼ〝引きこもり〟状態だったためなのですが・・・。

 

しかし、いくら三十に近いとは言っても、子供は子供です。

両親の離婚届にサインさせるなんて、ちょっと

無神経ではないかと思いました。

 

けれど、それもまあ、私が先に言っておかなかったのが

悪かったのだし、彼は彼なりに考えての事だろうと

思い直しました。

 

手続きの件で色々話をしていたら、今度息子と一緒に行く

映画の話題になりました。

夫が、「えっ、いいな~、俺も行きたい」と言うので、

三人で行くことに。

 

夫がその日、休みを取ると言うので、「じゃあ行こう!」という事になりました。

 

別れが決まったのに、家族(?)で映画に行くなんて・・・

とも思いますが、私は、やっと夫婦らしくなったなあ~と思いました。

 

私はずっとこんな関係を望んでいたのに、

一緒に暮らしていた時には、なかなか実現しませんでした。

 

夫は腰の重い人だったし、当日になってドタキャンする事も多かったのです。

 

それはひとえに彼が〝うつ病患者〟だったからです。

うつ病の人は決断が出来ないし、

決断しても、なかなか実行することが難しいのです。

なので、ドタキャンは当たり前の世界でした。

 

けれど、それを毎回味わわされる、

私達家族はたまったもんではなく・・・。

 

辛い思いをする事も度々でした。

 

それが離婚が決まった途端、急に風通しが良くなるなんて・・・。

夫婦って一体、何なんだろう・・・?とは思う事です。

 

今朝になり、夫からメールで、休みが取れたという連絡が入りました。

 

あと、離婚届を出したなら、すぐに知らせてくれとも。

 

なら、と私は返事をしました。

 

―なら、一緒に出しに行こうよ、と―。

 

だって、婚姻届も二人で出しに行ったのです。

離婚届だって、二人で出しに行ったっておかしくはありません。

 

夫からは、「了解~」と、また軽い感じで返事がきました。

 

なので、私達は映画に行くついでに、

二人で(もしかすると子供と三人で)、

離婚届を出しに行くことになりました。

 

離婚式などという仰々しいものではないですが、

二人の中で、これからの旅立ちを、祝いたいと

思っています。

 

 

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

 

 

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