トナリのサイコパス

どこにでもいるヤバイ奴。そうあなたの隣にも―。さて、今宵あなたの下へ訪れるサイコパスは―?

病院へ行こう

病院へ行こう
2007-12-11 08:59:35

テーマ:日々つつがなし・・・

 


夫と一緒に病院へ行った。

本当に久しぶり。
正直に言うと、八年ぶりだ・・・。

 

何故、こんなに時間が空いてしまったのかと言うと、
最初に夫が不眠症からアルコール依存症になったとき、
当時、新聞で盛んに宣伝していた「うつ病は薬で治る」という
記事に触れ、精神科を受診することを勧めたのは、実は私だった。

 

しかし、夫は最初の頃こそ、きちんと薬を飲んでいたが、
そのうちに、薬と酒を二重に飲むということをしだして、
トリップするようになってしまったのだ。

 

その時の我が家の状態は筆舌にしがたい。

 

夫はきっかり夜中の十二時を回ると、
急に顔が変わり、変貌する。
そして大声をだしながら、暴れ回るのだ。
まるで怪物だった・・・。

 

家の中だけで納まっているうちはまだよかった。

そのうち、外へ飛び出して行って、二階の部屋へ
怒鳴り込む、石を投げる・・・、車の前へ飛び出す。
そして誰彼構わず喧嘩をふっかけはじめたのだ・・。

 

しかし、そんな嵐の惨劇が過ぎて朝になると、ケロッとして、
「夕べのことはなに・・・?」と聞いても、

 

「え?何?俺、そんなことしていない」の一点張り。

全く覚えていないようだった。

 

しかし、家の中の惨劇の状態、
近所の人や大家さんに怒鳴り込まれるようになると、
さすがに自覚し始めたらしい。

 

だが夫は逆に意固地になっていった。

 

やるなら、やってるぜ!

 

そんな感じだった。

 

もちろんその間、私も手をこまねいてみていた訳ではない。
何度かそんなことがあったあと、ついにたまりかねて、
パトカーを呼んだのだ。

 

しかし、暴れ回っている最中には間に合わず、
すっかり大人しくなってからやってきた。

 

そして土下座して謝る夫を見て、警察官は、

「奥さん、ダンナさん、ああいいっているんだから、
早く家を探して、静かな所へ引っ越してやんなよ」

というものだった。

 

夫は警官に二階の住人がうるさくてたまらないということを
訴えたのだった。

 

そして、私が一晩留置場へというのを

「いや、そんなの必要ないでしょう?」と

言ってさっさと引き揚げていったのだった。


そんなことが何回かあった後、

私はもうこの状態を収集する術をなくしていた。
八方手はつくしたと言う感じだった。

 

救急車を呼んでも、

「酒のんで暴れている?水を飲ませて休ませれば治りますよ」

と出動してくれない。

 

病院へ電話しても、

「困ります。他の入院患者さんに迷惑ですし・・・。
朝になったらきてください」

というものだった。

 

「・・・・・・」

 

私は絶望していた。

暴れている夫を止めたり、追い掛けたりしている
合間に、必死に夜中、電話をするのだ。

 

そんな私を誰一人、助けてくれる者は
いなかった。

 


最終手段だと私は思った。

このことを夫が通っている精神科医に話そう。
そして、どうしたらいいのか聞こう—

 

そう思って、私はその日、嫌がる夫と共に、
一緒にかかりつけの病院へ行ったのだった。

 

 

ちょうど、今「ニャン太を探して」で連載している

シーンですね。

かぶります…。(*´Д`)

 

合わせて読んでチョ!

 

 

※以前、こちらで掲載していた

「ホラーな彼氏」

キンドル版でました~。